The Project はチームで協力して納品物を完成させる 製造プロジェクト体験ゲームです。

The Projectのプレイ画像

皆さんはプロジェクトに配属されたチームメンバーです。

メンバーにはそれぞれ役割が与えられます。 納品物を完成させるには、着手→製造→テストの工程をクリアしていく必要があります。製造やテストを実施する際には、バグや体調不良などの障害が発生します。またメンバーがターンを実施するには、毎回コストが発生します。

様々な障害をクリアして、最小限のコストで無事納品まで完了させてください。

項目 説明
人数

1チーム4~6名
同時に複数のチームで実施できます。
※複数のチームで同じプロジェクト課題を実施すると、より効果的です

実施時間

1ゲーム20~30分
研修の場合3時間~3.5時間

ゲームの準備


1.PM(プロジェクトマネージャー)の決定

役職者カードを伏せた状態でJOBカードを引きます。
PM(プロジェクトマネージャー)のカードを引いた人がPMになります。
PMはゲームの終了条件が書かれたプロジェクトカードをランダムに引きます。
※PMは確認したプロジェクトの内容を他プロジェクトメンバーに公開してはいけません。

2.役職の決定

PMは各プロジェクトメンバーに役職を割り振ります。
※PL(プロジェクトリーダー)は必ず1人選出する必要があります。

3.着手カードの配布

PMは各メンバーに着手カードを配布します。
※配布枚数は自由、ゲーム終了時にプロジェクトメンバーが保有している着手カードの数だけペナルティが発生します。

ゲームの流れ


ゲームシート

プロジェクトメンバーはPLから順にコストの分だけ行動を行うことができます。
PMは各プロジェクトメンバーの行動の前に役職ごとの行動コストを支払います。

1.製造の実施

着手カード、製造カード:バグを消費して製造山札からカードを1枚引きます。
製造山札には、製造カード、製造カード:バグまたは体調不良カードがあります。
体調不良カードを引いた場合は、1~2ターン休みとなります。休みの間もPMはコストを払い続ける必要があります。

2.テストの実施

着手カード、製造カード:バグを消費してテスト山札からカードを1枚引きます。
テスト山札には、納品カード、テストカード:バグまたは体調不良カードがあります。
体調不良カードを引いた場合は、1~2ターン休みとなります。休みの間もPMはコストを払い続ける必要があります。

3.報告の実施

報告カードを消費して一つ上の役職者に完了カードと手札の内容を口頭で報告できます。
※PLのみPMにテストカード:完了を譲渡可能
報告の実施者に対策カードを1枚付与します。
対策カードは、バグカードを引いた時に対策カードと引き換えで、もう一度山札を引き直すことができます。

4.進捗会議の実施

PLは行動権をすべて使用して、プロジェクトメンバー全員の完了カードの回収と、手札の内容を口頭で報告してもらうことができます。
報告の実施者(体調不良者を除く)に対策カードを1枚付与します。

5.納品の実施

PMはプロジェクトカードに記載された完了カードの枚数が揃った場合、納品を宣言することができます。
納品が完了したチームは得点の計算にはいります。

6.得点の計算

ゲーム終了時(完了カードが規定枚数揃ったら)得点の計算を行います。
計算はコスト、ペナルティの2つにわけて行います。
コスト(ペナルティを含む)が一番低く、納品まで完了したチームが勝利となります。

フィードバックの実施


The Projectの終了時の画像

ゲームが完了したらフィードバックをおこないます。弊社から講師を派遣している場合は、講師が実施します。 レンタルプランの場合は、フィードバック用の資料を使ってフィードバックをおこなってください。 フィードバックでは、The Projectを通じてなにを考えていただきたかったのか等を、ディスカッション形式でおこなっていきます。 これによりThe Projectから得られる学習効果を最大化していきます。

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